Ragateの調査(2025年12月、ビジネスパーソン505人)で、企業の生成AI投資は「様子見」から「本格化」へ移りつつある。2025年の投資予算は「大幅に拡大」15.1%、「ある程度拡大」20.4%で計35.5%が増額予定となり、「縮小・凍結」は1.1%にとどまった。
一方で「未定・わからない」は41.5%と最多で、拡大派と慎重派の二極化も示された。判断保留の主因はROI(投資対効果)の不明確さで、技術進化が速く長期のコスト試算が難しい点が意思決定を遅らせているという。拡大派では競争力維持や実用性向上を背景に、生成AIを「必須のインフラ」と捉える傾向が強い。
今後は、PoC(概念実証)から業務定着へ進めるため、ROI算定手法の整備やセキュリティ要件の明確化、内製化を見据えた人材育成が投資拡大の鍵になりそうだ。
【調査レポート情報】
https://www.ragate.co.jp/media/developer_blog/kk5bf3uhqsz
source: PR TIMES
